ポケモンXY ダブルレートシーズン5使用構築(最終レート1951)


久しぶりにポケモンのオフに出ることになったので、調整がてらシーズン5はダブルレートに勤しみました。
最終レートは1951でした。構築自体は悪くないと思うのですがまた何か思いつくと思うので記録程度に残しておきます。

ガルーラゲンガーの構築で1850付近まではいけたのですが、いかんせんそれ以上に上がってもすぐ下がってしまい、ガルーラの同速対決に嫌気がさしてきたことや、空元気ガルーラに負けたことでの鬼火でのガルーラ対策に限界を感じ、パーティの変更を決定しました。
そこで生まれたパーティが下記のパーティです。

メンツ→リザードンゲッコウガテラキオンギルガルドランドロス(霊獣)、モロバレル


リザードンリザードンナイトY(猛火→日照り)
臆病CS
熱風、オーバーヒート、ソーラービーム、まもる

ゲッコウガこだわりスカーフ(変幻自在)
臆病CS
ハイドロポンプ、冷凍ビーム、悪の波動、熱湯

テラキオン@気合のタスキ(正義の心)
陽気AS
いわなだれインファイトファストガード、まもる

ギルガルド@食べ残し(バトルスイッチ)
冷静HC 臆病サザンドラの眼鏡悪の波動耐え
キングシールド ワイドガード ラスターカノン シャドーボール

ランドロス(霊獣)@ヤチェのみ(威嚇)
陽気AS
とんぼ返り まもる いわなだれ 地震

モロバレルゴツゴツメット(再生力)
なまいき H-B-Dが221-111-123 パメラさんのブログより拝借、古より伝わる配分らしい
キノコのほうし 怒りの粉 まもる エナジーボール


ガルーラゲンガーを使っていて思ったこととして、ボルトランドの数が異常なこと、上から殴られかつふいうちで倒せないポケモンに関してガルーラがものすごく辛いこと、ニンフィアが思ったより全然強くないこと、トリルを使うパーティがあまり多くないこと、が挙げられました。
なので、まずはボルトランドへの明確な回答を求めることにしました。
体感で九割のランドロスこだわりスカーフを持っていたことから、これを上から殴れかつ一撃で倒せるポケモンを探しました。
選択肢としてスカーフを持たせる前提で、ゲッコウガや霊獣ボルトロスサザンドラなどが挙げられました。
この中で拘ったとしても問題ない技でランドロスを倒せるのはゲッコウガだけだったのでゲッコウガを採用することにしました。
あとはちょうどリザードンがふたたび環境に出てきた時だったのでリザードンを入れて、ガルーラをワンパンでき、かつファストガードゲッコウガを守れるテラキオン、相手のいわなだれが辛いのでそれを守れるギルガルド、ダブルでいないとかなりつらいランドロス、そして最後の枠に水の一貫がきつすぎるのでモロバレルを入れて完成しました。

個別解説

>>リザードン
ガルーラより初速が速く、ワンパンできるオーバーヒート、採用安定の熱風、パーティ全体で辛目の水をみるためのソーラービームとまもる、無難な構成と配分にまとまりました。
めざめるパワー地面を採用しようと思いましたが、用意が面倒なのとソーラービームの範囲でやっていけるだろうと思い、採用を見送りました。
実際命中100のソラビはかなり役に立ちましたし、詰めの大事な部分になったりもしたので正解だったと思います。
耐久を上げたリザードンももちろん強いと思いますが、僕は火力至上主義者なのでCSぶっぱです。

>>ゲッコウガ
相手のランドロスをワンパンする枠として採用。
ハイドロポンプと熱湯の両立は最後にミスしない場面で水技を選択したかったとき用です。
基本的にハイドロと冷凍しか打たず、相手のゲンガーに悪の波動を押すくらいでほとんどほかの技には頼りませんでした。
これからゲッコウガを見てスカーフ冷凍ビームを警戒してくるランドロスが増えるのであれば、とんぼ返りを持っておくのもよいかもしれません。
臆病の理由はサーナイトハイパーボイスを抜群でなくなった時に耐えるためです。
ひかえめぶっぱのボイスは耐えませんが、臆病ぶっぱ程度なら耐えることができます。
ニンフィアハイパーボイスも珠だとしても最高乱数以外耐えることができます。眼鏡の場合はほぼ耐えませんが一応耐えることもあります。(6%ほど)
最初はサザンドラを倒すために熱湯の枠をめざめるパワーフェアリーにするつもりでした。そんなタイプのめざパは存在しませんでした。

>>テラキオン
ファストガードゲッコウガをまもる役として最初は構築に入ってきました。
この枠はビリジオンコバルオンでもいいのですが、やはり火力不足であること、リザードンミラーに対して打点が強固であること、ガルーラを倒す枠としての火力が他の二匹にはイマイチかけていることを理由にテラキオンの採用が決定しました。
実際使ってみるといわなだれがどうこうよりもインファイトの火力に助けられたので、テラキオンで正解でした。
次点でビリジオンだと思います。

>>ギルガルド
いわなだれを受けられてかつワイドガードを覚え、ガルーラに弱くない枠として採用しました。
僕の思う「弱くない」というのは後ろから投げられて攻撃をどうにかすれば普通に交代だしの機会を含めて二発以上耐えることができる、を指します。
技はワイガ持ちでは無難な四つにして、雪崩のあとにHPを回復して調整を崩さないための残飯としました。
選出率は高くはなかったですが使いやすいポケモンでした。控えめの方がいいと思います。

>>ランドロス
スカーフをゲッコウガに取られたので悲しみのヤチェを持たせることにしました。
後投げすることが多いポケモンなのでタスキは相性が悪いと思います。
技はまもるを入れて無難な三つに。ひかえめサザンドラは陽気ランドロスに抜かれるので弱いと思います。

>>モロバレル
水の一貫を止められて、トリルである程度戦え、格闘やフェアリーに弱くなく、耐久の高いポケモンだったので採用しています。
が、トリルで相手のヒードランがゴーグルだった場合はお通夜です。なんとか凌ぐしかありません。


使用感自体はよかったつもりだったのですが、同じパーティを使った友人がレートをかなり落としているので使い勝手はよくないのかもしれません。
僕の持論としてポケモンのパーティには合う合わないは絶対ある(誰が使っても強い構築というのは存在しない)と思っているので、きっと感覚が僕に似ている人は使いやすいのだと思います。
スカーフのランドロスが減ったり交代されたりすることが増えればこのパーティは使いにくくなると思います。


読んでくださってありがとうございました。